GitHub モバイルアプリを使ってコードレビューしてみた

GitHub モバイルアプリを使ってコードレビューしてみた

2020/3/17 に GitHub がリリースした公式モバイルアプリの所感と、コードレビューを実際にやってみた例、プッシュ通知がどう届くのかを画像を交えて紹介しています
Clock Icon2020.03.18

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みなさん普段開発していて、お昼ごはんを食べに外に出たとき、急なコードレビューが必要になったり、病院の待ち時間でコードレビューを片付けちゃおうと思った経験はありませんか?僕はけっこうあります。こういうとき、 GitHub の公式サイトを開いてちまちまレビューしていたのですが、レスポンシブ対応しているものの基本的にブラウザー向けに作られた UI なのでやりづらいという問題がありました。

が、昨日モバイルアプリがリリースされたとのアナウンスがありましたので、こういった問題点が改善されていないかを早速試してみました。 iOS 版のファーストインプレッションですので、 Android を常用されている方の感想をお待ちしています!

GitHub モバイルアプリとは

公式ページによると、 issue の確認や整理がしやすい点が前面に打ち出されています。

公式ページにアプリへのリンクがありますので、インストールして触ってみるのが早いです。

コードレビューしてみた

Pull Request の変更内容の確認にあたっては、横幅がせまいデバイスなので 1 行に詰め込める文字数に制限がありますが、文字の大きさやコードハイライトがあるため、コードリーディングは特に問題ありませんでした。

コメントの付与については次のスクリーンショットを見ていただいた方がわかりやすいです。

iPhone のキーボードでは backtick ` を打つのが面倒なのですが、赤枠で囲ったボタンを押すと補完されるので、指摘は問題なく可能でした。ただし、コードの提案には未対応のようです。複数行に対する提案が現時点でできないこと、単一行に対する提案も ```suggestion``` を手で打ち込む必要があるため、積極的な使用を想定していないようです。

モバイルデバイスでの文字入力には個人差があると思いますが、指摘にとどまる場合は GitHub アプリを用いることで簡単にレビュー可能だと思います。が、コードの提案をしたい場合はブラウザーを開いたほうが早いでしょう。

その他雑感

コードレビュー以外でよいと感じた点です。

  • mention や assigned で Push Notification が飛ばせる
  • Assigned issue がすぐに確認できる
  • Mentioned issue がすぐに確認できる
  • Organizations から目的の repo を 2 tap で見に行ける

特に最初の点はとてもうれしく、効率が上がりそうです。ブラウザーの通知は作業に集中するために積極的に使用しておらず、メールは 1 日に 1 回の確認としているため、 GitHub からの通知はたまりがちだったのですが、モバイルデバイスへの通知という形であればピンポイントで確認できるため効果的な対応ができそうです。

まとめ

個人的なユースケースと非常にマッチしていたので効果的に使えそうです。皆さんおすすめの使い方があったらぜひおしえてください!!

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